ネタ切れ


 所用で千葉方面へ。首都高から京葉道路に入ると渋滞情報に80分の表示。連休中なので混んでいるのかと思いきや事故渋滞のもよう。休日ともなるとサンデードライバーが道にあふれ、比例して事故が増えてそこら中で渋滞が発生する。一旦高速を下りてみたところ、下道も同じような思いの車であふれ、渋滞にはまってしまう。失敗したかと思っていたら目の前に「スシロー」の看板が。今動いてもしょうがないので、急遽腹ごしらえすることにした。

 スシローといえば例のぺろぺろ事件が思い浮かぶが、店内は平和そのもの。スシローに入ったのは初めてだったが、注文した寿司が目の前のベルトコンベアーで運ばれてきて、近づくとそれを告げるアナウンスがある。目の前で止まるのかと思ったが、そのまま流れていくのでそれを逃さずピックアップするのだが、くら寿司やかっぱ寿司は席の所で止まるので面食らってしまった。おまけにそのアナウンスが、そこらじゅうの席から聞こえてくるので、けっこううるさいのだなと、初めてのスシローの第一印象。味の方はほかの回転寿司と比べて美味しいほうなのだが、なんとも落ち着かない。

 どんな寿司屋が好みかと問われれば人それざれに違いないが、温泉でいうと、回らない寿司屋が通常の温泉宿で、高級から庶民向けまでいろいろ。さしずめ、回転寿司は日帰り施設といった趣。かっぱ寿しは周辺住民が日々の入浴に利用する施設で、くら寿司が観光客もやってくるような施設。スシローはサウナでロウリュをやってそうな感じの施設って感じか。まあ、どちらにせよ循環レベルには違いないのだが、日帰りでかけ流しのある所は、三浦三崎港などのマイナー系のチェーン店になるのかな。

 これらの回転寿司店では、限定品を除き品切れはほぼない。個人店ならネタ切れは珍しくもないが、チェーン店では「まぐろ」はもうありません、などというのは許されないと言わんばかりに、在庫管理は徹底している。そのあたりも、きちんとした日帰り温泉施設っぽい。かたや、個人で賄ってるジミな温泉宿は立ち寄りで訪ねても、今日はお湯が入っていません、なんてことはザラにある。

 当ブログはといえば、ただいまネタ切れまっ最中。いやはや、ここ最近は温泉にも行けていなくて、このままじゃここも回転(開店)休業になってしまいそう。

(温泉呑んべえ)

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